欲しいEVバイクコンセプト2021

欲しいEVバイクコンセプト バイク(二輪車)
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排気ガスを出さないEV車両へEVシフト元年の2021年

2030年までにエンジン車は製造を中止する?そんなことが本気で議論される時代に突入しました。

現に、テスラや日産をはじめ多くの自動車メーカーが競争するようにEV自動車の開発を進めている。時代に追い付いていないのはむしろ、充電設備などインフラだろう。最も排ガス規制で重要と思われるのは、貨物車両だと思う。まだまだエンジン車のコストパフォーマンスに比べればEVの魅力が出せないのも事実だ。

長距離を走るためには、中間でチャージが必要。トラックなら最低でも500㎞は走行したいところだ。営業距離というものがある。充電に1時間でフル充電なら、労働倫理を考えれば理に適う。トラックドライバーには安全距離400㎞以内に1度必ず充電休憩を設ける。といった規定が物理的に必須になり、無茶な過剰労働を避けれるメリットもある。

トラックドライバーの健康と安全の助けになります。 (健康保護)

また、サービスエリアなどで、車両内で仮眠をとる場合、充電しながらの仮眠で、冷暖房完備、出発時には満充電で出発できる。サービスエリアには充電スポットが1枠に1つ、全駐車スペースに100%必要だ。

安価に設備を整えられることがとても重要になってくる。

バイクのEV化はどうだろうか?

二輪は四輪とくらべて、容積が小さいためバッテリーを搭載するスペースの課題がある。現在発売されている代表的なEVバイクの例でみると、本田のPCX ELECTRICや、BMWの C evolution、ハーレーダビッドソンのHARLEY-DAVIDSON LIVEWIREなどがある。まだまだ実用的な車両は少ない。なぜなら、走行距離や充電機能、設備などが従来のエンジン車には到底およばないためだ。

新型コロナウイルスの発生で、世の中は大きく動いた。いや、動かざるを得ない状況になった。そのため、消費者は大きな変化に驚くことに慣れてきた。前例前例と硬い頭であった、お役所なども時代の流れに少しついてきた感があります。このまま一気に、時代を変えてゆくのか?それとも足並みはそろわず、日本は世界から出遅れてしまうのか。

こんなのが欲しい!EVバイクのコンセプトを考えてみた。

ぜひ、二輪メーカー担当者にも見てほしい。

EVバイクコンセプトこれがいい

図はHARLEY-DAVIDSONのLIVEWIREの構造そのものだが、ベースとなる車両デザインができず、現存するマシンを使って解説したいと思う。

筆者が思う、マシンコンセプトはこちら

  1. CHAdeMOmini急速充電ポートを備える。バッテリー残20%から80%まで15分で充電
  2. エキストラバッテリー装備。取り外し可能なサブバッテリーで家庭内で充電が可能。エキストラバッテリーのみで約10㎞走行可能(ECOモード走行時)
  3. 回生充電付き高性能モーター(水冷式)フロントラジエターにより冷却
  4. ABS
  5. トラクションコントロール
  6. 回生ブレーキコントロール
  7. 運転モード
  8. アクティブサスペンション(電子制御サスペンション)制動姿勢制御コントール
  9. クルーズコントロール
  10. 100Vから充電可能な200V充電ポート 夜間充電対応
  11. ヘルメット収納部(タンク部)
  12. アダクティブヘッドライト(コーナーリングライト)
  13. グリップヒーター
  14. シートヒーター
  15. ナックルガード
  16. キーレスエントリー
  17. GPSナビ(スマートフォン連動)
  18. ETC2.0
  19. GPSセキュリティ(5G)遠隔キーロック
  20. スマホ連動遠隔操作
  21. 電力アウトレット(1500Wの家電製品が使えるコンセント端子)キャンプなどで重宝する
  22. 充電スポットナビ(充電スポットを画面表示、空き情報から誘導)
  23. チェックイン充電(スマートフォンと連動し充電スポット到着時に自動的に決済、物理チャージが始まると従量制で課金、充電代金などはスマートフィンで閲覧、レシートは無し。)
  24. パーツリスト連動(故障パーツなどがあると、ライダーにお知らせ。パーツ在庫などを連動表示、納期目安表示)
  25. エマージェンシーコール(万が一の事故の際、自動的に保険会社などへ位置情報などと同時に通報)
  26. パッセンジャーとBluetooth通話
  27. 他のライダーとグループ通話

詳細の解説

CHAdeMOmini急速充電ポートを備える。バッテリー残20%から80%まで15分で充電

CHAdeMOminiとは、実際には存在していない規格だが、二輪車にとって充電ポートの小型化はデザインや利便を考えると、その必要性がある。自動車用と統一する必要があるものの、どのようにしてそれを実現するかは政府などと協議が必要なポイントなので、簡単にホイホイ決まるものでもなさそう。

2021年1月12日現在、日本の電力需要が99%に達している。これは昨年よりも寒波が強く、暖房需要が高まったためで、電力供給がひっ迫している状態だ。こんな電力需要のさなか、EVシフトなど実現できるだろうか。

理想的な充電容量(80%まで急速)まで最大で15分を目指す。

最大でも15分でチャージ完了となり、15分の間にコンビニやサービスエリアといった時間つぶし、休憩で再走行を可能にする。

エキストラバッテリー装備。取り外し可能なサブバッテリーで家庭内で充電が可能。エキストラバッテリーのみで約10㎞走行可能(ECOモード走行時)

エキストラバッテリーとは、PCX ELECTRICのように取り外し可能なモバイルパワーパックのことで、基本的にこのバッテリーから消費し、バイクは走行する。万が一電欠しそうな場合は、バッテリーを取り外して、110V充電が可能。メインバッテリーを充電できるスポットまで、ECOモードで走行し、自力で脱出できるというもの。出川哲郎の充電させてください。の旅のような使い方ができる。大型EVの場合は、あくまでの非常用としての位置づけである。エキストラバッテリーの搭載方法は、車両の形状によってかわる。

クルーズコントロール

現時点で、EVバイクにおけるクルーズコントロール機能は見たことがない。長距離走行には電量が足りず、あまり意味がないためだ。しかしながらたったの100kmの走行でも、クルーズコントロール走行は欲しいところだ。エンジン車両に比べてれば、比較的構造は簡単であるし、標準搭載してほしいところだ。

EVは右手アクセルコントロールで、ほぼ事足りる。ブレーキもほとんど消耗しないだろう。回生ブレーキが理想的なストップアンドゴーを実現してくれるためだ。筆者はBMWのC evolutionを試乗した時にそう思った。C evolutionはクラッチもないし、スクーターなので、足のポジションの自由度も高い。オートマチックカーに乗っている姿勢とあまり変わらない。長距離乗ればかなりコンフォートなつくりだ。停止時はほぼ無音なので、パッセンジャーとの会話も弾みます。

100Vから充電可能な200V充電ポート 夜間充電対応

日本は一般的に110Vと電圧が低い。これは電気送電を始めた際に、取り決めた電圧だった名残で、他国は220Vなど高い電圧であることが多い。基本的に高い電圧であると次のメリットがある。

  1. 電線量を少なくできる。
  2. 充電効率が上がる。
  3. 家電など大きな出力を使用できる。

リスクとしては、高い電圧のため感電のリスクで危険性が高まる。などの問題がある。

日本で200V充電車両を110Vで充電するためには、いったん、トランスで200Vまで昇圧し充電を可能にする。しかし、この方法だと昇圧時に効率が悪くなり、非効率となる。さらに、110V15A 1500W最大のの場合、200V昇圧時に電流値は半分にまで劣化する。変圧はエネルギー効率から考えても、あまり理想的ではないのだ。

また、同じ電線でも200Vにすれば15Aの電流で、倍の3000Wを電送することができるため、早く充電が完了できることになる。電線は電流値によってその太さsq値が変わるため、コストダウンや軽量化を考えた際にも、高電圧運用が効率的であることがわかるだろう。

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ヘルメット収納部(タンク部)

二輪車にとって、収納は課題だ。もともと小さな車体であるわけだから、容積を確保するには容易ではない。しかし、便利なモビリティーを達成するためには、ぜひともヘルメット&グローブの収容は達成したいところだ。

EVはその特性上、エンジン車両とは異なり、マフラーが不要、エンジンブロックが不要、燃料タンクが不要である。また、パーツ配置のレイアウトも自由度が高い。

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そのため、基本設計では、重い部品であるバッテリーが車両の底辺を占めることになる。

逆にバッテリーの上部(ガソリン車で言うところのタンク部)にはスペースが残されているといえる。

ヘルメット収納には理想的な位置

CGは簡素化したイメージのため、実際はもっと素敵なギミックになると思います。あくまでもコンセプトです。ご愛敬!コンビニの買いもの程度なら十分な容積を持つ収納。

これがあることで、ヘルメットを安全に格納することができ、車両から離れる際には、自動的に格納部分がロックされ、開きません。また、車両に近づくと自動でロック解除されます。

この動作で、ヘルメット着用から発進までキー操作を簡略化します。

キーレスエントリー

現在、BMWではほとんどの車両がキーレスライドになりました。国産車両でもこの傾向が強いです。採用されている理由として、パーツの一元化、装備電子化があげられます。先陣を切ってBMWが採用し、高付加価値をうたうには十分なインパクトを与えました。今後はスマートフォン連動などで、スマートキーへの移行も考えられます。スマホ一台ですべて簡潔。スマホアプリですべて制御!という時代になってきますと、スマホアプリで勝敗を分ける時代に突入してくるのかもしれませんね。

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GPSナビ(スマートフォン連動)

ついこの間、新しい車両をディーラーで買う際に、ナビはいかが?と純正ナビを勧められました。筆者はそんなダサいのいらない!って回答。バイク純正ナビはもはや数世代前の物と化しました。今はiPhoneでGoogleナビでしょ!

というのも、行先はクラウド上でピン止めして、休憩中に操作して、ライド中に道先を決定しません。スマートにかっこよくGPSナビするにはスマホが一番なんです。

筆者はiPhone4時代からGPSナビを使ってきました。今はもっと良くなっていますね。開発力や進化は、ダントツiPhoneです。Apple CarPlayは、その未来を切り開いています。

GPSセキュリティ(5G)遠隔キーロック

以前、テスラ車両に試乗しに行った際、セキュリティーについて伺った。万が一車両盗難があった場合、車両の位置はGPSで管理されており、LTEにて車両のロック、解除が可能であるということ。iPhoneの「iPhoneを探す」に似ている。

現在はこんなサービスもあるようで。需要も一定数ありそうだ。

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スマホ連動遠隔操作

遠隔で車両の充電状態を知る。車両の位置を知る。走行可能なルート範囲を知る。様々な情報をスマートフォンで管理することが可能。ディーラーメンテナンス履歴などもあると便利だろう。あとはどんな機能が欲しいだろうか?搭載カメラの映像、緑のおじさん検知(笑)

BMWもスマホ連動メーターに! | WEBヤングマシン|最新バイク情報

電力アウトレット

ツーリング&キャンプって使い方もあるだろう。動く大容量電源は、さまざまな可能性に秘めている。すでに日産リーフで、実用化され、熊本地震の際、電源車両として使用された。バイクのバッテリーも例外ではなく、ランタンや調理家電、ヒーターなどに使用できる可能性がある。最近では110~220V対応の機器が増えていることもあり、アウトドアニーズを開拓してくれそうだ。EVバイクキャンプっていう、新しいコンセプトが生まれる。ECOキャンプ時代の到来は近い。

車で手軽にコンセントを使いたい!カーインバーターまとめました|

キャンプツーリング道具を選ぶ7つのコツと秘密道具3選。- DOD JOURNAL[ディーオーディージャーナル]

チェックイン充電(スマートフォンと連動し充電スポット到着時に自動的に決済、物理チャージが始まると従量制で課金、充電代金などはスマートフィンで閲覧、レシートは無し。)

最近、ガソリンスタンド・エネオスでクレジットカードとTポイントカードを2枚使って、ガソリンチャージしていたところ、サービスからお姉さんがやってきて、エネキー作りませんか?と。

エネキー(EneKey)とは、クレジットカード情報を連動させたスマートキーのようなもの。Tポイントもキー内で連動。これをバイクのキーに持っているだけで、お財布が不要というもの。万が一の紛失にも手厚い保証が存在し、安心してお使いください。と説明を受けました。

類似するサービスだが、車両の通信設備(WIFIやLTE、ETC2.0など)の機能を使い、車両が充電スタンドに接近しただけで決済を可能にする。決済のわずらわしさを緩和させるというもの。財布やクレジットカードなどは一切が不要。充電スタンドからバイクの端子に接続開始~充電完了で従量課金される。

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