最近安いモデルがBMW Motorradから出てきていますが、整備費用がいつも高額!ここがディーラー益なんですが、私もずっとディーラー任せでした。面倒だったのですね。コロナ下で売り上げが減ったこともあって、自分でやってコストダウンしようと挑戦した動画を作りました。皆さんも、参考にバイク整備をお安く!って参考にどうぞ。自信がない方はディーラーでやってもらってね。安全第一です。基本を覚えていたら30分ぐらいの作業でした。K1200Sフロントディスクパット交換メンテナンス

ブレーキパッド交換、自分でメンテナンスしてみることに挑戦!意外と簡単だった!
K1200Sはフロントダブルディスク2ピストンです。ブレンボ製のブレーキキャリパーです。
全工程で約30分で完了することがで来ます。
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準備する工具類
- トルクレンチ(必須です。3000円ぐらいでアマゾンであるよ。)
- トルクスビットT30、T45(別途、L型トルクスレンチがあると便利)
- プラスティックハンマー(ブレーキパットを挿入する際に使います。通常のハンマーでも布とか置いて叩ける。)
- ラジオペンチ
- ウエス(ぼろ布)
- CCIメタルラバーMR20
- ブレーキディスクセパレーター
- 新しいブレーキパッド2組(左右ディスクなので、セット必要です)

まず中央にあるT30のトルクスネジを外します。

中にある固定用の板バネを取り去ります。

古いブレーキパッドをラジオペンチで抜き取ると簡単に外れます。
つまんでパットを引っ張り出します。

続いて、T45のねじを外してキャリパーを取り外します。とても簡単に取り外せました。


取り外した部品を洗浄します。
中性洗剤と水で金ブラシを使ってきれいにします。この時はブレーキクリーナーを使用しました。

次に、ブレーキを数回握って、ピストンを少しだす。


ピストンを水と鉄ブラシで磨きます。

磨かれたピストンはこのようにつやが出てきますね。

そしてCCIメタルラバーMR20でスプレーしながら汚れを落としつつ、潤滑してあげます。


ブレーキディスクセパレーターをピストンの間に突っ込み、ピストンを元に戻します。

すると、新しいパットが入るぐらいの隙間ができます。

キャリパーを元に戻します。

新しいブレーキパットをキャリパー内に装てんしてゆきます。

事前にブレーキパッドの角の部分をやすりで少し、落としておきます。


T30のトルクスネジを止めます。この時ねじの抜け落ち防止のため、Rピンで固定しておこう。

新しいパットの装着状態。とてもきれいですね。さすが新品!パット溝もしっかりありますね。

ブレーキパッド新旧比較
古いパッドは、片側1mm残っている感じでしたが、もう交換のシグナルでした。

反対側のディスクも同様の作業を行う。


パット装填時、入りにくいときは、プラスティックハンマーで叩き入れる。

固定用の板バネを装填して、ピンをねじこんでゆきます。

最後にRピンを差し込んでねじロックします。

T30のトルクスネジを締めます。この時、トルクスレンチを使います。
3.9kgで締めました。トルクレンチを回してカチッと言ったら、OKです。


とてもきれいな仕上がりです。


必ず、テスト走行して、ブレーキのあたりをつける。
最初はブレーキの効きが悪いので、数回ブレーキテストして、制動力が安定するまで、テスト走行を実施します。


古いブレーキパッド



ではみなさんごきげんよう!
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