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熱中症対策一般人の知られていない実情

※きちんと理解している人もいるのです。今回はダメさ加減の例を記します。

目次

ある、SNSサイトにコメントが入った。

空冷服では聞かないし、どっかの水冷服を買って使っているんだけど、氷が持たない。水交換が面倒。これが何とか出来ればねー。

交換が面倒なら、その仕事辞めればいいんじゃない?

は?仕事辞めたいんじゃなくて、交換するのがめんどくさいって言ったんだよ。

これは、開発メーカーに対しての要求か?ドラえもんに対してのお願いか?

じゃあ、何もしないで、熱中症で苦しんで、病院通いの闘病にたくさんのお金払ったら?

は?あんた、水冷服の事わかってる?

おまえや!わかっとらんのは!ここで、話を切ったが、そもそも、この話題他の人のトピックのコメント欄に書かれてあったので消去した。アホは死ぬまで直らない。ここまで言われなきゃわからん人。

しかしながら、実際問題、熱中症に苦しむものの、上記のような発想をする人は後を絶たない。筆者はこういった人を暑さから救うつもりはないが、それらの人々の家族はかわいそうになる。

物事は考え方

実際に、そのポーチ(カバン)をぶら下げなきゃダメなんでしょ?

って言う言葉、筆者は何度も展示会で聞いた。非常に残念な言葉だ。使っていない制服組が、見た目だけで判断し、決めてかかっている。

どうもここらあたりに日本人の気質と弱さを感じた。世界でリードできない理由の一つだと思う。筆者は決して品質を落としていいと言ってはいないが、想像と妄想だけで、終わらせている人生が、組織なりを弱体化させる原因の一つだと思う。

必死な人ほど買っている人間エアコン

何としてでも、暑さから解放されたい!助けてほしい!と必死な人ほど購入されている。そうでもない、馬鹿体力の持ち主は、頑張り切れているのかもしれない。筆者はそういった現場で長いこと働いておらず、もはや暑い現場で頑張りきる自信はないが、歳と共にとてもきつい暑さであることが容易に想像がつく。

一家の大黒柱である、働き手は、その人が再起不能になれば、一家も巻きこまれるということ。たった数万円のケチリで多額の通院費を請求されている例は数多く、また、一度熱中症で病院へ運ばれると、もともとの働く体力を大幅に削られた廃人に等しい戦力にしかならない。もちろん寿命は縮まっている。

ハイレベルな国ニッポン

そうまで頑張って暑い日に無理して働くことはないのである。

こんな単純なことも日本人はわかっていない。

雇用主の無知さ加減もそうだが、労働時間を短縮しても利益を最大化できていない経営体制にも問題がある。競争があっても強力な経営基盤を世界に向けて発信してゆくのが、この島国ニッポンの生き方であると思う。

命を天秤にかけて考えてみる。

働くことがやめられない能力しかない人なら、それに従うべし。そして、もらいえた給料をタバコや、パチンコに消えるなら、それを朝の散歩と熱中症対策費(人間エアコンなど)の購入費に変えればよいだけだ。

わずか数万円の高性能な熱中症対策を面倒というなら、その仕事もきっと面倒なのだろう。その程度の気合で仕事するなら、どうせ大した仕事なんかできない人間だ。別にそこに居なくても、変わりの人間はいくらでもいるはずだ。

命をけずって仕事をしているわけだから、当然の防御も必要だろう?どこにヘルメット不着用で入れる現場がある?頭を守るためにヘルメットが義務なんだろう?命令されなきゃ、ヘルメット被らないのか?

暑さも同じだ。正常な判断ができないフラフラ頭で危険ゾーンを歩けば、転落もする。転落はヘルメットでは守れない。自分の意志で守るんだ。

何が自分にとって脅威なのか、本気でその頭で考えてほしい。家族もいるあなたに。

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