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クラウドファンディングについて思うところ

そもそも、クラウドファンディングってなに?

クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。 ソーシャルファンディングとも呼ばれる。

目次

支援者の立ち位置について

買い物ではなく、投資(または寄付)をしていることを忘れずに

日本はストレス社会です。世界でもナンバーワンと呼ばれるクレーム大国でもあります。 支援者プロジェクト実行者に対して、心無いメッセージやコメントを書くことがある。 これはネットショッピングでも同じようなことが起きている。 そもそも支援とは何ぞや?わからずの人はきちんと理解をしていないのが問題かと思います。 その他の支援者も含め、読み物や活動の苦労などをつづったブログなどを第三者的に開設し、 読ませる(社会人としてのモラルを教育する)のも一つの手かもしれません。

本来あってはならないような質問は、開発者にとっては見たくない情報です。 回答もしたく無くなるようなものばかりです。それも返信を強要させるパワーハラスメント的な事態です。 誰かがそれに対してフォローしたり、リアル社会のように誰かがフォロー意見をすることも少ないです。 フォロー者がまたターゲット化されることもあってか、正しいと思う行動も群集の中では言いにくい。 これが今の日本社会と思います。 他人の子供が悪いことをしているシーンで、大人がしかりつけるような光景。

もう平成や令和になって見かけることが少なくなりましたね。 プロジェクト実行者へ支援者がメッセージを出す前に、 モラルやマナーを徹底させるような仕掛けがあってよいかと思います。 プロジェクト実行者から支援者を選べない以上、変な人が来ても致し方ありません。 また、回答を強要したり、高圧的な方もい多いです。 返事の約束は絶対ではないことや、支援以外の回答には答えない旨、アナウンスすべきかと思います。

たくさんの支援者を同時に抱え、それを少人数でフォローするのも限界です。 (プロジェクトが成功しうるほど、変な人率(クレーマー率)が高まる傾向にあります。) アイドルと同じと思っています。SNSのコメントにすべて返信しうる能力は時間的にも体力的にありません。 そして、その時間を削られることで、予定する納期に間に合わなくなる恐れもあります。

応援コメントは流す程度の読むが、全部には答えきれない。

人気なプロジェクトは少数精鋭で実行している。そして、同時に大人数の支援を受けるため、 対応がとても大変です。どれぐらい大変なのか?理解できるのは実行者だけだ。 筆者が思うに、支援者<実行者 断トツで大変だと思う。 筆者は7年連続で、赤字を計上してきた。本案件にかかわる事業を立ち上げて8年目になる。 もともとは3.11(東日本大震災)を起点に始まった事業だ。※詳しくは他の記事で紹介する。

7年連続赤字は、一般的な企業に勤めている人ならわかると思うが、まず、上司に承認されない。 2~年でその事業は閉鎖されるだろう。筆者は売上(儲け)を上げることを第一目標にしているわけではなく、 使用者(ユーザー)を救うことを第一目標としている。(筆者は会社の決定権を持っている。) したがって、赤字は事業展開には関係がなかった。

より優れた製品を作るために、小コストで開発コストを節約し、機械化すべきところは、 人間が代替し、毎日頭を抱えながら開発を続けてきた。 それらは、血のにじむような努力と軌跡、発想などがすべて重なり合うことで、実現している。 もちろん、支援してくれた支援者のみなさんや両親などの力があって、実現できている。

過去3回のクラウドファンディング実施結果

日本のクラウドファンディングはただ単に掲載しただけでは、支援には至らない。 2015年を見ればわかるように、500円で終了している。 これはキャンプファイヤーで開催した。 キャンプファイヤーは公式サイトのランキングや新着情報に掲載しなかった対応をとった。 筆者はこれを捨てられたプロジェクトと受け取った。 審査が緩い キャンプファイヤー ENJINE 審査が厳しい MAKUAKE 審査が緩い プラットフォームはしょもーもない案件も通過し、掲載されやすいが、 キャンプファイヤーのようにディレクトリにも新着にも掲載されない可能性がある。

それは勝手サイトで行うのにも等しい。単なるプラットフォーム貸しという状況だ。 対してMAKUAKEでは、商売っ気が見え隠れする。例えばダイソンのパチモンサイクロン掃除機や、 過去キックスターターで成功したプロジェクトをそのまま並行輸入しただけのモノや、 中国の有りものなどが、そのままクラウドファンディング化されている。 これは単なる新商品予約サイトである。 ただ、マクアケでは親会社がサイバーエージェントというだけあり、広告宣伝集客の力は日本で上位になる。 その集客力により、まれにモラルの無い人もつれてくる(広告に引っかかる)可能性もあるということだ。

提供者も購入者も同じ人間。対等の立場であるべき。

クラウドファンディングで支援する際にすべきプラットフォーム側の動きとして、 要注意人物をリスト化し、その特定人物に対して、注意を促すポップアップ対応なども考えられます。 日本人はお金を出す側が、殿様になりがちです。販売者側がいじめられる傾向にあります。 これは日本人の文化であり習慣なのです。 スーパーのイオンに始まり、ネットショップにしても、レビューの劣化や風評被害の怖さから、 サービス外のことを店舗がせざる得なかったり、 脅迫的なことや受け取り拒否など深刻な問題が多くあります。 これは人間を差別しているといえます。言いたいことを言い返せない。確かに商売人だったら、 言い返さずに顧客の意見を飲み込んだ方が儲かりそうなものだ。

損得勘定 しかし、それはエスカレートの始まりになります。 キャンセルを認めれば、クラウドファンディングの牙城が崩れる。 それはもう支援のプラットフォームではなくなる。 優良な支援者が損害を被る。支援金額が足りず、不公平や実施そのものに大きな影響を及ぼしかねません。 そんな当たり前を知ってか知らないでか、平気でキャンセルしたいと申し出る輩がいる。 これはネットショッピングで慣れたキャンセルによるものと思われる。 注文された商品のために動く人、現金の流れを一切無視した、自己中心的な人物の問題だ。 自己チュー!(社会バカ)ともいえる。

自分がされて、嫌なことを、自分はわかっていない。 しかしながら、特定人物だけを取りしまるような行為も、プラットフォームへの悪影響が懸念されます。 これは社会全体の問題であります。 筆者は販売者も購入者も50:50の立場である必要があると思っています。 提供者の苦労を知る人間なら、到底ありえないような質問やコメントを出さないものです。 おそらく社会人としてストレスを抱える人物なんだろうと思います。

そして、気持ちは”買いたい”ではなく”譲ってください。”が正解だと思います。 道端で出会った人の何か気に入ったものが欲しければ、それ買いたい!とは言いませんよね。 どうか譲ってくれませんでしょうか?となるはずです。 クラウドファンディングは後者の集まりであるべきかと思います。 ”あなたの苦労を私が支援(買う)します!” キャンセルポリシーの提案として、 50%のキャンセル料など盛り込んでみてはいかがでしょうか? 一身上の都合でキャンセルしたい場合、製品は届かないが、50%の返金に応じるというものです。 おそらく、希望者は現れないはずです。 こちらも広告費などたくさんのお金がかかっています。安易に返金すべきではありません。

クラウドファンディングのお金の流れ

クラウドファンディングのキャッシュフローは以下の通り。 MAKUAKEの一例で記載してみます。(必ずしも同じとは限らない) MAKUAKEの実施例

2018年11月 うちあわせ(案件の実施についての面談などを行う。 この場合は簡単な実施プランの共有を運営側と行う)

2019年1月 うちあわせ 前回より綿密な打ち合わせ ・ ・なんどか細かい打ち合わせをこなす。 ・量産の準備 ・資金の準備 ・

2019年4月 ファンディングページの作りこみ。(プロトタイプがあり、 撮影ができて初めて作りこみができる。)

2019年4月末 クラウドファンディングスタート 同時に3分で10個支援される。 30分でファンディング目標の達成(100万円)実施の確定!量産のパーツ代金の支払い。

2019年5月末 1000万円を超える。

2019年6月末 支援品の完売

2019年7月末 クラウドファンディング終了(開始から90日以内)

2019年8月末 支援品の提供開始予定

2019年9月末 ファンディングのお金を受け取り(終了から60日後)

実行者がお金を受け取るのは、クラウドファンディング終了の60日後?!

表題おかしな話だと思いませんか?製品を作るのに、お金は先にもらえないんですよ? 本来なら、お金をもらってから1年や2年開発にかかり、量産されるまで3年以上必要です。 これが常識だと思うんです。

消費者は、目の前にあるたくさんの製品に、常識を見失っていることがあります。 開発やってごらんよ?そんな簡単ではないのだ。 MAKUAKEの実施例からすると、大きな矛盾点があります。お金を開発前にもらえない以上、 モノを作る事なんてできないんです。 手段としては利子を払ってお金を借りる(リスクを実行者が負担)か、自己資金内で実行するか。 筆者が使った手は、自己資金でした。普通のサラリーマンより所得はありません。

なんせ 7年連続赤字でしたから。7年間で使った資金は家1軒とベンツ2台分のお金でした。 たくわえを削りながら、ずっと目減りしてゆく資金のストレスと戦いながらやってきた7年でした。 8年目にして、ようやく少し黒字になるも、8年のスパンで見ると、まだまだ赤字なのです。先は遠い。

失敗に使ったお金が95%

失敗に使ったお金が95% それは、今リリースしている製品が5パーセントの輝きだということです。 それほどにモノづくりには失敗が必要といえます。 研究開発に使うお金。例えば”職業用のミシン”これは縫製に使う。 糸、針、消耗する部品は常にストックが必要。そしてメンテナンスも自分で行う。 といった具合に、様々なパーツを作るには、勉強も費用も必要です。 聞いておどろく、とてつもなく大きな大金が使われているのだ。 あなたの給料から、天引きするから、開発してくれ!と上司に言われたら、あなたは実行するだろうか?

いまだに、来ないクラウドファンディング

筆者はクラウドファンディングの支援を行うこともある。 主に海外のファンディングサイトだが、とても気軽な気持ちで支援している。 いままで4件支援したが、そのうち1件は、提供予定日から2年経過した。 コメント欄に状況を伺うメッセージを残したが、他の方同様、余り返信は帰ってこない。 筆者が考えるクラウドファンディングは支援が主目的なので、その志の応援ができれば80%達成 と考えている。

世の中にない、奇抜な製品を作るための応援である。なので実施結果が残念なことに失敗であっても 一切文句は言わない。これがクラウドファンディングの暗黙のルールである。 日本のクラウドファンディングは一部の業者を除き、そのほとんどがその定義に当てはまらない。 支援したら、リターンがあって当たり前という認識が強いからだ。

米国のようにパトロン文化の無かった日本人の発想だ。米国では、そういった支援の文化は 昔から存在する。 リスクヘッジや支援する選択は支援者にある。そして支援者にはリスクを持つという責任があり、 対価に伴わない結果になることも認識している。 2年経過したプロジェクトは、すでに集めた資金を使い果たしていると思われ、 再開のめどはたっていない。

支援後に、製品の品質を疑うようなメッセージを出してくる支援者がいる。

非常識ですね。 内容は次のようなものでした。

かつて中国製の携帯充電器を購入したが、私が買った充電器は(3000円相当品か?)すぐに壊れてしまって大損をした。 あなたが作っているそれもどうなのか?私は損をしたくないから、そうならキャンセルしてくれ!

なんだか、自分勝手なメッセージだと思いませんか? それに、クラウドファンディングは開発中の案件であって、まだ詳細が決まっていないことが多いです。 たとえば、議題のバッテリーのメーカーとか。

これから着手してゆく問題であって、だからどうなのか?と返答する余地もありません。 一方的で強制的な質問ですよねぇ。 クラウドファンディングの支援者として失格です。一番やってはいけない事ですね。

クラウドファンディングは販売サイトではない。支援サイトである。

良く勘違いする人たちがいるのですが、マクアケの打ち出し方を見ると、 そう勘違いされても仕方がないように思える。 Readyforと比べてもその色の違いが見えてくる。 コメントを見ていると販売サイトにありがちな、クレーマーの存在がちらほらみられる。 はっきり言ってスパムに等しい。 開発者のやる気を一気に失わせてくれる。

一度本気の支援者と勘違い人物を、対談させて思いっきりスッキリ謝罪させたいぐらいだ。 わからぬ人間にはそれぐらいのお灸をすえてあげるのも、ありがたい親切な愛なのかもしれない。

文章を打ちながらも仕事はしている。

問い合わせが実際多い。多いときは一日中、電話が鳴っており、キャッチホンも鳴りっぱなしだ。 そんな中でも、手は動かし、ちょっと保留にして出荷対応したりで一人で10人分仕事している。 いま本文を筆者が書きながらも、仕事は進んでいる。

この話、電話がかかってきた相手全員にしたいところだが、口は一つしかない。 そのため、第一回目だが、本件が最初のブログになってしまった。 ぜひ、電話する前に読んでほしい。 今後ともいろんな内容で更新してゆきたいと思う。 筆者はこの15年間休んだ日は1日たりとも無い。元旦も出荷していた。いつもフル稼働である。

時間は有限。深夜3時まで作業をし、みんなと一緒に起床する。それが長年続いている。 筆者は思う。自分は誰よりも仕事が早い。そして尋常ではない仕事量をこなせる人だと。

ニッポンを豊かにするモノづくり

大手家電、自動車産業、日本は素材そのものを輸入に頼るしか土地から得れれるものが、少ない国です。だから明治時代から切磋琢磨して磨きあがられてきたモノづくり技術があります。しかしそれも大国中国に、技術ごと乗っ取られた構造で、やはり広い土地、圧倒的な生産力には勝てない気がします。

我々日本人の未来は、それを超えるモノづくりで対抗しなければならないのではないでしょうか?一つ一つのベンチャー企業を応援し、新たなる産業を育てようではありませんか!

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